

カナダの投薬システムを日本に活かす方法を考える 007
前回の記事では、日本の調剤のシステムでは無駄があると書きました。 効率性を重視するカナダの薬学教育その2 そして今回からは、カナダの投薬システムを日本で活かす方法について具体的に考えてみます。 日本とカナダでは法律が違っているので、それを踏まえた上で、日本に生かせる形で考え...


効率性を重視するカナダの薬学教育その2 006
カナダから戻ってきて日本で働くと、日本では無駄な事が多々あるなと思うことがあります。 日本において調剤薬局の薬剤師が1日にさばける処方箋枚数は40枚程度と決まっていますが、カナダにおいては決まっておらず1日100枚以上は普通にさばきます。...


世界中から薬剤師が集まるUBCのCP3コース 005
以前に少しお話ししましたが、UBC (ブリティッシュコロンビア大学)では、カナダ以外の国で薬剤師免許を取得した薬剤師に対して、特別なコースを提供しています。 それが、Canadian Pharmacy Practice Program (CP3) コースです。...


効率性を重視するカナダの薬学教育 004
上記は、カナダのBC州にあるUBC (ブリティッシュコロンビア大学) の全体像です。 BC州にある、一番大きな大学であり、薬学部があります。 私はここUBCが提供しているCP3コースに参加してきました。 CP3コース in UBC...


人生をかけてカナダに来る他国の薬剤師 003
他国の薬剤師について今日は書きます。 タイトルに書いてあるのは大げさでは無く、カナダに来る人たちの多くは『より良い生活』を求めて、やってきます。 国内で戦争や紛争が起こっている、政治が腐敗していて貧しい生活を強いられる、インフラが整っていないなど、自分達の国では幸せになれな...


一緒にカナダの薬剤師を目指そう!まずは概要を知ることから始めよう 002
今回はカナダで薬剤師になる方法を共有します。 1) ゲートウェイカナダに登録 2) Document Exam (書類審査) 3) Evaluating Exam (1次試験) 4) Qualifying Exam (2字試験) = MCQ( 筆記試験) & OSCE...


Minior Ailementsという領域 001
カナダの薬剤師の強みであるMinor Ailementsとは、いったい何なのでしょうか。日本語で訳すと、「軽症」という意味、英語だと、Minor ailments are generally defined as conditions that will resolve...


薬剤師が世界を目指すワケ 000
薬剤師がなぜ世界を目指すのでしょうか? 私が思う大きな3つの理由は、 ①薬剤師としての能力を高める ②高い責任感と倫理観を持てる(プロフェッショナリズム) ③薬剤師になる過程で異文化を学び、英語を使いこなせるようになる もちろん他にも沢山ありますが、あえて3つ絞りました。...