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一緒にカナダの薬剤師を目指そう!まずは概要を知ることから始めよう 002

  • 執筆者の写真: Shimpei Aoyama
    Shimpei Aoyama
  • 2017年2月6日
  • 読了時間: 3分

今回はカナダで薬剤師になる方法を共有します。

1) ゲートウェイカナダに登録

2) Document Exam (書類審査)

3) Evaluating Exam (1次試験)

4) Qualifying Exam (2字試験) = MCQ( 筆記試験) & OSCE (オスキー)

その他: 言語能力試験、Bridging program、法律試験 (Jurisprudence exam)

上記の1-4)については、どの州においても同じです。それ以外の試験については州によって、求められる基準が違うので注意が必要です。

もう少し上記について詳しく書いていきます。

1) ゲートウェイカナダに登録 2) Document Exam (書類審査) : かかる時間の目安: 2か月〜

この2つについては、書類の提出やこれまでの大学の成績証明書を出すなど内容としては難しくありませんしかし、もちろんですが全て英語で書かれています。カナダで薬剤師を目指しはじめた場合、まだ英語に自信の無い方も多いハズ。こういった書類を読むことも英語の勉強としてやっていきましょう。

色々な書類を集めるのにすごく時間がかかるため、3)のEvaluation examの試験や言語能力試験の準備をしながら、このプロセスを進めることをおすすめします。

3) Evaluation exam: かかる時間の目安: 6か月 〜 1年程度

海外の薬剤師免許を持っている人がカナダでも取得する場合、Evaluation exam、いわゆる基礎学力試験の受講が必要になります。内容としては、薬理や物理、薬物動態学、生物学、有機化学など基礎となる学問が多いです。テスト範囲については、日本の国家試験の内容に近い内容が出ますので、日本で学んだ内容を英語で理解しているということにプラスアルファの勉強でカバーできると思います。ただし、出題範囲としてはかなり広いです。

4)Qualifying Exam (2字試験) = OSCE (オスキー) & MCQ( 筆記試験) : かかる時間の目安:1年-2年

最後の試験は、MCQという筆記試験と、 OSCE (オスキー) という実技試験の2つのパートに分かれています。ここのテスト範囲については、日本の大学教育ではカバーされていない部分が多くあり、新しく勉強しなくてはいけない分野が多々あると思います。Minor Ailements( self care)の分野から、処方箋薬が必要な疾患 (糖尿病や心不全などの循環器疾患から感染症など) まで勉強する必要があります。求められるのは、各疾患の標準治療から各薬剤の細かい違いまで、薬剤師が現場で活躍するために必要な知識が多く求められます。

さいごになりましたが、これから新しくカナダで薬剤師の勉強を始める方にとっては前よりもずっと有利だと思います。現在は色々な情報がインターネットで配信されていますし、いろんなサービスが出回っていますから、そういうのを上手く利用していけばもっと早くなれると思います。

下記のサイトに詳細がありますので、よければ参照してください

Pharmacist Gateway Canada ファーマシストゲートウェイカナダ

http://www.pharmacistsgatewaycanada.ca


 
 
 

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