

必要な英語力を必要なだけ身につける
こんにちは。 今日は薬剤師が海外を目指すために必要な英語力について書いていきたいと思っています。 客観的に英語がどの程度必要かと考えた時、それはあればあるだけ良いという事になりますが、ネイティブではない私達にはとても難しいことになります。...


カナダの薬剤師になるために使った参考書2
今回もカナダの薬剤師になるために役立つ参考書を上げていきます。 ①Canadian Pharmacy Exams MCQ Review written by Dr. Fatima Marankan いわゆるファティマさんの本。実際のMCQのようにMultiple...


カナダの薬剤師になるための参考書
こんにちは。 今回は、これまでに使った参考書をアップしていきたいと思います。 ①The Language of Medicine 医療単語の基礎が身につく本。海外に出ようとする医療者全員に強くおすすめできる本である。イラスト付きの図解で非常にわかりやすい。医療単語を片っ端か...
世界を目指すと日本の薬剤師がぶつかる壁
私がカナダの薬剤師を目指そうと決断し、最終的にカナダで薬剤師ライセンスを取得するために、3年と半年ぐらいの月日が経過しました。初めは1,2年もあれば十分かなと思っていましたが、それは全く甘い考えだったと思っています。 各々の個人の能力や、現在の経済状況などにも影響されるので...
『何かあったら先生にかかってくださいねー』を徹底的に叩く 013
日本に短期的に戻ってくると、調剤薬局で薬剤師として働く機会があります。 毎回、異なった薬局で働いていると、色々な服薬指導の仕方を見させて頂くことができ、非常にありがたく思っております。 さて、今回の記事では、服薬指導で気になったケースを拝見したので、それについてもう少し考え...


自己完結する疑義照会 012
ここ最近、日本の調剤薬局で短期的に働いています。 派遣の薬剤師として働いていると、色々な薬局で色んな薬剤師と一緒に働くことがあり、それぞれ違って面白いと思うこともあります。 その一方で、逆に周りが私のする行為に対して驚きの目で見ることもあります。 それは疑義照会です。...
脳梗塞にロキソニンをすすめる国、日本 011
少し極端なタイトルにしてしまいましたが、タイトルにこのように記載したのは、今の薬学教育のままでは脳梗塞にロキソニン(ロキソプロフェン)を勧めてしまう可能性があるということです。 少し次の例を考えてみてください。 あなたはドラッグ併設型の薬局で働いている薬剤師です。...


Minor Ailmentsの欠けた日本の医療 010
先回、カナダの薬剤師がカバーする領域について書きました。過去の記事はこちら。 今回は日本の医療について書きます。 この図を見てください。 先回のカナダの医療の図と比べるとわかりますが、このMinor Ailments部分が欠けています。...


Minor Ailmentsの領域をわかりやすく説明してみる 009
今回は、以前に少し書いたMinor Ailments (セルフメディケーション)の領域についてわかりやすく書いてみます。前回の記事はこちら。 下記の図を見てください。 まず、疾患の重症度によって3ステージに分けました。 ①セルフメディケーション (Minor...


医師からの、『患者さんを不安にさせちゃうから、あまり副作用の説明をしないで』に薬剤師としてどう答えるか 008
『患者さんを不安にさせちゃうから、あまり副作用の説明をしないで』 これは、私が調剤薬局で働いていた時に医師から電話で言われたことでした。 薬剤師A: 薬剤の副作用の説明をする→患者を不安にさせる→アドヒアランスの低下→治療効果の低下。...